しあわせのかたまり

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息子を育てる母のブログ。

出産しました⭐︎当日の記録

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10月末に無事に男の子を出産しました(^^)里帰り・無痛分娩での初産でした。

以下、当日の私のお産の流れです。忘れないように残しておきます。どなたかの参考になれば嬉しいです。

出産した病院は、京都の中京区にある足立病院さんです。

家を出るまで

当日の夜中

生理になりそうな感じの腹痛があったりなかったり。気になるけど寝れるので、本格的な陣痛になったら寝れなさそうだし寝とこ〜という感じで過ごす。

早朝4時ごろ

何か出た感じがしたのでトイレへ。

血だ!これはおしるしだー!と1人トイレで盛り上がる。なんだかその後もチョロチョロ液体が出てるような気が…(本当に出てるのかはナプキンに吸い込まれるので確認できず笑)

痛みは横になって寝てると10分前後の間隔だけど、起きると間隔が変わり、陣痛かどうかの確信が持てない。

6時

病院に電話するかどうか微妙。電話した方が良かったらヤバいし、眠いけどもう起きて間隔を測ることに。とりあえず入院になってご飯が食べられなかったら辛いので、朝早いけどうどんを食べる(食い意地)

8時半ごろ

母も起きてきたし、まだ液体が出ているような感じがしたので病院に電話。
破水だったら受診したほうがいいと言われたので、よくわからないけど、どうせその日の午後から検診だったしとりあえず入院の荷物を持って病院へ。

 

病院にて

9時半ごろ

病院着。NST助産師さんの内診。指を入れられる(いてぇぇ!)

「まだだねぇ〜。破水じゃなかったかも。午後の診察前倒ししてもらえるか聞いてくるねー」と言われる。

その後すぐ「もう一度念のために器具で見てみます」と言われ、ベテランさん?に交代。何かの器具でちょむちょむされると(痛くない)、温かい液体がパシャー!

「破水やわ。破水。」←冷静(笑)

入院となりました

家はエレベーター無しマンションの3階だから、陣痛中に階段を降りるのだけは勘弁と思ってたし、念願かなって陣痛前に入院できて。家族全員ひと安心でした。息子よ、ナイスすぎる。入院時点ではお腹は痛くなくて、宿泊客気分でした。

病院に来た時はもしかすると入院じゃないかもと思ったので入院バッグは車の中。送ってくれた父にあわてて連絡して受付に預けてもらいましたが、部屋に入るもパジャマに着替えられず、ちーんと手持ち無沙汰気味に椅子に座ってテレビを見ていました。

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ホテルのよう。

↑※入院バッグの中身を出していますが、そのまま分娩室に持っていくので出してはいけなかったです(笑)そのくだりは割愛しますが。6月?から新しい病棟になるそうなので、このお部屋は後ちょっとですね。

 

そうこうしてるうちに昼ごはん到着。

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おいしかったです!

余裕だったので家族や友達に、ご飯の写真や部屋の写真を送りながら過ごす。友達が、頑張れ!とガッツポーズしてくれてる写真を待ち受けに設定。出産の時、何人かに見られたかな?笑

入院した時にPHSを渡してもらい、その時間の担当の助産師さんと連絡が取れるシステム。電話がかかってきた〜。

13時半ごろ

「赤ちゃんの状態を見てみましょう」と、再度NST。この頃から五分間隔ぐらいでお腹が痛い。

「生理痛のとても重いのぐらい痛いんですけど、これは陣痛ではないのですか?」と聞くと、

「話せてる時点でまだまだやね〜」と言われる。(マジすか〜)

14時半ごろ

お産になる前にシャワーを浴びましょうと提案され、一旦部屋に戻る。私の選んでいたBのお部屋はシャワーがついているけど、何かあった時のためにスタッフルーム的な所の近くで入りましょうとのこと。

お腹が痛くて準備がなかなかできない。もうシャワーやめようかな、と思ってしまうほど。痛みが引いているタイミングで休み休みやっとの思いで廊下を歩き、エレベータに乗り、シャワー室へ。浴びると、さらにお腹からお尻にかけてが痛くなり、服を着るのもやっとの状態。

ヨボヨボ出てきたら、担当の助産師さんが「いい感じに来ましたね〜!」と笑顔。付き添っていただき再度部屋に戻る。髪を乾かすのも難しいほどの痛み。無理矢理例えるならば、お尻に思いっきりレンガを落とされてるみたいな…頭洗わなきゃよかったと自分を呪うぐらいドライヤーもきつい。←後日出産する友達に「この状況なら頭は洗うな!」と言いまくり、友達は肝に銘じていたらしい(笑)

 

「乾かし終わったらモニターするので受付に来て下さい」と言われたが、痛みでしばらく準備ができず、助産師さんが部屋に様子を見に来てくれて、私が痛がって動けないため、お産の準備一緒にしてくださる(もうやばくてハッキリ覚えてない!)

「シャワーが効いたねっ!」とニコニコ言われるが、私はゾンビのようにやっとこさ部屋を出て、痛いお尻を押さえながらモニター室ではなく分娩室にご案内〜(だったと思う)

15時ごろ?(記憶なしw)

入院決定になった時点で絶対無痛希望ですっ!と、助産師さんに伝えてた事もあり、麻酔の先生も早めに様子を見に来てくださる。

進み具合がとてつもなく順調で早かったから、その時子宮口は確か4センチぐらい。麻酔の条件は満たしてたけど、お昼を食べてたから時間的に今すぐ麻酔はできませんという判断になり、あと30分待ってね!と言われる。

その間、普通の陣痛(泣)←あとで見返したらお昼を申告より30分早く食べてたので麻酔してもらえる時間だった!バカバカ自分!

よくドラマで見るのと同じような感じでもだえて、痛みが来るたび「ううーーっ」と結構でかい声で唸る。←陣痛の波がきてる時に声出すとスタッフさんがみんな集まって面倒見てくれるので余計声が出る(笑)

麻酔が入るその時まで駆け抜けるぞ!と、深呼吸。助産師さんもいっぱい励ましてくれて、なんと心強かったことか。

待ちに待った麻酔投入!

陣痛が痛すぎて何も感じず。少しひんやりしたぐらい。

麻酔が効いてきたらウソみたいに天使のお産になる。痛みを取りすぎるといきむ波がわからなくなるから、痛みゼロにはしないよって言われたんやけど、いや全然ゼロです!!!(お腹の張りは辛うじてなんとなくわかるって感じ)先生の加減がすごかったです。

タイミングが来たらいきむ!いよいよ!

お腹張ってるかな?って時に(モニターでも張りはわかるみたい)「ウンチするみたいにうーんって長いこと気張って」って言われてその通りにしてたら

助産師さんたちに「髪の毛見えてるよ」とか言われて、

「ウソやろ?」と思いつついきみ続ける。え、、、全然痛くなーい!

押され、吸われ、ご誕生!

もうすぐ生まれるかな?という時に、赤ちゃんの心拍が下がってきたとのこと。(それでも麻酔で余裕があって冷静だった私)
先生がやってきて、「赤ちゃんから苦しいサインが出ています。お腹を押して、頭を吸引して、赤ちゃんを出す処置をします」

結構な勢いで押され…

 

赤ちゃん、出てきた!!(^∇^)

 

(これを麻酔なしでやってたら確実に気絶してた)

 

しっかり産声を上げてくれて、痛みもないし、最後はひたすら幸せな時間でした…

赤ちゃん見たら、私は泣くのかなー?と思ったけど、安堵の方が大きくて、うるっとした程度。10ヶ月一緒にいたのに初対面っていうのがおかしくて。お昼ご飯から晩御飯の間に陣痛がきて産まれるという、なんとも親孝行な約4時間のスピード安産でした。

 

分娩台にて

その後、胎盤の処置、会陰の縫合などをしてもらいます。縫合はちょっと麻酔切れてきてる?チクチクするよ?って感じ。頭の上の方では赤ちゃんが色々処置をしてもらってました。ぽっぽっぽっと心拍の機械音が聞こえます。

しばらくしたら赤ちゃんに初めてのお乳やり体験←

この時はまだ多分出てなくて、刺激して出るようにするんだと思います。教えてないのにしっかりチュパチュパ吸ってる姿が愛おしすぎた!!

 

さてさて、家族に出産の報告を〜とラインしましたが、誰も既読にならない。まさかこんなに早く出産してるとは誰も夢にも思っていなかったらしい。

LINEが既読にならないのに耐えられず、家電にかける(笑)母、笑ってた。

夫にも連絡する。テレビ電話でかけるとバスの中だから静かにしろというジェスチャー。部屋で暇を持て余しての電話だと思ったらしく、出産したと報告するとビックリして信じられないという顔。その後電話は切ってLINEでやりとり。

私は出血が多かったらしく、普通の人より長めに分娩台にいることになりました。なので分娩台で晩御飯をいただくといく珍体験(笑)テーブルにはまだプルプルの臍の緒も一緒に乗ってて笑えました。(写真UPしたいけどやめておきますw)

赤ちゃんも体温が低いので今夜はお預かりでいいですか?と。入院中はたくさん預かってもらおうと思ってたので、今日はここでサイナラ(笑)

出産後、足の震えが止まりませんでした。一生懸命いきんだから、筋肉が震えているのでしょうとのこと。

分娩台卒業

10時ごろ、トイレチャレンジ。まだ出ないので分娩室の近くのお部屋で横になって休むことに。0時近くに再度チャレンジ→成功したのでお部屋に戻りました。遅くまでとても親身になってお世話をしてくださった担当の助産師さんにはとても感謝です。優しかったなあ…

部屋は陣痛の時に荷物をばらまいていたので荒れ果てていました(笑)明日の朝の自分がこの部屋に耐えられないだろうと思い、少し片付けをしてから寝ました。←出産ハイ?どこからくる余裕だか。

ありがとう無痛分娩

友達の話を聞いていると、麻酔が効かなかった人もいるので一概には言えませんが、私はずっと分娩が怖かったので、無痛分娩を選択して本当に本当に良かったです。経産婦並みに分娩が進んだのも大きかったですが、産後のメンタルも無痛のおかげでマシだったんだと思います。あの痛みが何時間も続くと思うと…ゾッとする…

余談

赤ちゃんが出てくる瞬間はスマホで撮影してもらってました。助産師さんが設置するときにスマホを落としてしまって「ごめんなさいー!」に対して「もう古いやつだし全然きにしません♪」とおしゃべりしてたりとか、
iPhone高いし弁償はキツいな!」と先生が言ってるのに笑ったりする余裕もありました。和やかな雰囲気もとてもありがたかったなー。

 

以上、私のお産の記録でした。色々出産の話を聞くけれど、本当に十人十色。妊娠中の経過などで、出産の状況は全く変わってくると思いますので、参考程度に見ていただき、お役に立てていたら嬉しいです。

 

ブログの日付は適当につけています。2022年3月25日に記憶をさかのぼって書きました。