しあわせのかたまり

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息子を育てる母のブログ。

卵巣嚢腫・子宮内膜症性のう胞の手術をしました

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妊娠前から子宮内膜症があると診断はされていたのですが、微妙な大きさだったらしく、手術したほうがいいか不妊治療の先生に聞いても、うーん?という感じでした。

しかし、里帰り出産した病院の産後検診で、卵巣嚢腫があり、手術した方がいいサイズですとはっきり診断されました。今すぐじゃなくてもいいと言われたのですが、不安な日々を過ごすよりもスパッと手術してしまうことにしました。

 

子どもがまだ小さい!わたしの解決策

①預け先と手術時期

卵巣嚢腫と診断された時はまだ生後2ヶ月。自宅は実家から遠く、夫も仕事は休めないため、手術も出産同様に里帰りをして、出産した病院で受けることにしました。主治医(なんとお産も同じ先生でした)に相談し、子どもの予防接種などが落ち着いた生後6ヶ月頃に入院できるようにスケジューリングしてもらいました。預かってくれる母もまだ歩き出さないから見やすいという事で、みんなの希望がバチっとハマった時でした。(夜中のミルクは父が担当)

 

②授乳を混合から完ミに移行できる?

授乳とミルクを交互にしていた感じだったのですが、入院が決まった時から4ヶ月かけてミルクの割合を徐々に多くし、最終的に完全ミルクっ子になることに成功しました。途中から離乳食が始まったのも大きかった!

入院1週間前からおっぱいは2日に1回、入院2日前から完全ミルク+離乳食で大丈夫になりました。息子は全然おっぱいへの執着がなかったからめちゃくちゃスムーズでした…(笑)

 

手術までのスケジュール

入院1ヶ月前

病院で内診・血液検査・レントゲン・心電図、関連病院でMRI検査をしました。事前にPCR検査も受けました。

 

入院1日目(手術前日)

息子と何回もハグしてお別れ。泣

午後病院到着。

・抗原検査→クリアして入院階へ

・入院書類の確認

・採血、血圧、体重、体温、ネームバンド装着

・麻酔の先生からのお話

→寝たふりしてても脳波で分かるよって言われたのと、術中つけるマスクからはきれいな酸素が出ていて、臭いガスとか出ないし安心してって言ってくださったのがツボだったwリラックスできたな〜

・剃毛、浣腸

・シャワー

・晩御飯(おかゆ

・下剤服用

夜に手術が翌日の9時からに決まったと看護師さんから聞きました。最初はお昼からって言われてたけど、早まって、ドキドキする時間が減って嬉しい♪

・21時消灯 おやすみなさいー。

相部屋でソワソワして3時間くらいしか寝れませんでした…

 

入院2日目(手術当日)

〜手術前〜

・この日は絶食・手術2時間前から飲水不可

・朝6時 浣腸

・8時半ごろ 手術後に過ごすリカバリールーム(手術室横)へ移動

・点滴装着

・手術室へ歩いて移動、手術台に乗る

全身麻酔 目がぐるぐるする〜と思った次の瞬間寝てました

〜手術後〜

・手術室横の部屋で起こされる

→鼻が乾燥して詰まって苦しい!

(看護師さんに訴えたあと、先生が大丈夫かー?!と、見にきてくれた時にはすんなり治ってました笑)

・寒い!!寒気でカタカタ。

→しばらくすると暑くなってきて、ナースコール。電気毛布などでぐるぐるにして温めてもらっていたようです!

・よくブログで翌朝まで飲水不可と見たのですが、2時間後から飲水可能だったのでめちゃくちゃ助かりました!

・おへそがジクジク痛いのと、右を向くとお腹の中が痛い(右の卵巣だったから?謎)ので、左と仰向けでいったりきたり。でも追加の痛み止めはもらわずに我慢できました。

スマホを取ってもらったけど見る気力もなく枕元に放置。

3時間後ぐらいに画面を見てスタンプで返信ができ、7時間後ぐらいには文字で返信できるようになりました。

・手術の時に入れたガスでお腹がコポコポ。胎動を思い出してちょっとだけ感動…。あとはただ苦しくて不快。

・笑うと痛いのに、そうとは知らずに母が息子の面白い写真を送ってきて直視できない(笑うと痛いとか言うともっと送ってくるから黙っておく)

・30分おきぐらいに勝手に血圧が測られる。毎回びっくりして起きる。

・脚は血栓防止のエアポンプが左右定期的に膨らんでプシューー。あまり気にならず。

・点滴がなくなりそうなアラーム音が鳴る。スタッフさんに通知がいってると思ってたら誰も来る気配がなくて、その都度ナースコールで自己申告

・心電図、点滴、導尿、エアポンプと、配線だらけ

・定期的に看護師さんがおなかの傷や血の状態(産褥ショーツを持っていったので楽でした)を確認したり、血圧や体温を測ったりしてくださいました。

・術後しばらくは手術室のスタッフさんの賑やかな声が聞こえてましたが、夜は静かで個室なのでよく寝れました。


3日目(手術後1日目)

⭐︎まだベッドの上

・採血

・足湯と体拭き、着替え(看護師さんの素早い手つきに感動)

・ベッドを起き上がらせて体をちょっと慣らす。少し気持ち悪い。

・その状態で歯磨き

・朝食。お腹のガスのせいで気持ち悪くて3割くらい残す。

・食後、立ってみましょう!と、看護師さん登場。いきなり立つのか〜(笑)

・あっさり立てたのでw点滴以外全て外れて車椅子でお部屋へ。

・1度目のトイレは気持ち悪くなることがあるので、扉の外で立ち会うためナースコールしてくださいと言われる。導尿の管を外したばっかりだから尿意は分かりにくいと思うとのこと。

・結構すぐ尿意があったけど、んー?これー?ちがうー?と思いながらもナースコース。おトイレ行ってみたら結構出た(笑)ひとまず安心。

・歩いた方がいいですか?と聞いたら、とりあえずトイレを往復するぐらいでいいとのこと。

・ずっと寝てるのも暇なのでトイレついでに廊下の端っこまでヨタヨタ歩いて帰ってくる。新生児室の前を通るので赤ちゃんの泣き声が微笑ましい…

・起き上がるのもお腹が痛く、ガスのせいか腸がぐるぅん!ぶるぅん!と動く。

・微熱あり。特にふらつきとかはない。

・出血あり(ナプキンをかえるほどではない)

・先生に(授乳とかもあるだろうし、と、)早く帰りたいか聞かれるも、まだ傷が痛くて自信がなく、ハッキリ帰りたいです!とは言えない。でも確実に回復してきてるので1日くらい早く帰れたら嬉しいですと希望は伝える。

 

4日目(手術後2日目)

・シャワー解禁!(本格陣痛がきた思い出のシャワールームにて…)

看護師さんが、患者さんはみんなシャワーすると元気にならはるねん!って言ってて、なぜ?と思ってたけど、超元気になった(単純)

・ゆっくり階段昇降してみる

・お腹の中のガスがつっかえる感じで痛くて気持ち悪い

・暇すぎて友達にLINE電話

・電話してたら無意識に結構スタスタ歩いてたw

・お腹の傷は痛いがロキソニン処方されてるので全然我慢できる

・微熱あり。今日もふらつきとかはない。

・排便あり(ガスも出たのかここから急にお腹がスッキリ)

・食事のお盆が下げられるようになる(ポットはまだ重くて持てない)

・しんどくならない程度に廊下と階段を複数回散歩

・洗濯

・出血あり(昨日より増えてる。立ったから?)

・夕方かなり元気になってきて俄然帰りたくなり、先生に1日早く退院できませんか?と聞いてみたらOKとのことで、診察を調整していただきました。

 

5日目(手術後3日目)

・今日退院してもいいんじゃねってぐらい元気

・朝6時半に採血

・普通の速度で歩ける、階段利用

・シャワー

・洗濯

・散歩…やることがほんとにない

・傷はまだ動くと痛いけど、それだけって感じ。

・おなかがゆるい(抗生剤のせい?)

・出血が増えてる。(生理きた??)

退院前の診察と手術中の処置や状態の説明をしてもらいました。お産がたてこんでいて(私の友達もその中の1人というミラクル)夕方になりました。

開腹してみて、先生が思っていたよりもほぼ癒着が無くスムーズに手術が進んだようでした。今後、子宮内膜症を予防するためにジエノゲストというお薬を服薬していくことになりました。授乳を手術をきっかけに終わりにしようと思っていたので、スムーズに話が進みました。

 

6日目(手術後4日目)

午前中にお支払いなどの手続きをして、無事退院しました♪♪帰ってから息子の顔をみるとモジモジ照れてました。いい子にしててくれてありがとう!

 

退院後の過ごし方については、寝てばっかりNG、運動のしすぎNG。つまり、普段通りの生活を心がけてくださいとのことでした。息子を抱っこすることは構わないとのことで、めちゃくちゃ安心しました。ただし傷に当たると痛いので、抱っこ紐は1週間ほど付けず、家の中でも腹帯をぐるぐる巻きにして息子の足が当たらないように工夫していました。

その間はお外に出れなかったので、マンションのベランダで外気浴をしてもらってました。

 

なかなか小さい子どもがいると、1週間家を空けることや事前に何回か通院することも難しく、手術自体を迷ったことは否めません。ですが、自分が健康でいることが、赤ちゃんをはじめ、家族全員にとって大切なことなんだなと思い知りました。不安でいっぱいでしたが、実家の父母の手をかりてなんとかやり遂げられたこと、主治医の先生のご協力には感謝の気持ちでいっぱいです!

 

この記事が、これから手術をする方に少しでも役立ちましたら幸いです。